A. 尿検査と血液検査があります。
代表的な性感染症の検査項目は、淋菌・クラミジア・梅毒・HIVがあげられます。淋菌とクラミジアに関しては、男性は、昔は細い綿棒のようなものを尿道口に入れて尿道の上皮を削りとる検査のため痛みが伴いましたが、現在は初尿(尿の出始め)を調べる検査のため、1時間以上たまった尿を検査コップにご自身で採ってもらう方法なので痛くありません。女性の場合は、膣に綿棒を自己挿入しておりものを採取する方法です(医師に診察を依頼し採取する方法でもできます)。梅毒とHIVは採血による検査なので注射部位の痛みを伴います。咽頭クラミジア・淋菌の検査は、のどの奥の方を綿棒でこする検査のため、個人差がありますが、嘔吐反射が起きたり、のどの違和感を感じることがあります。